ココロとカラダをみがこう!  心體術

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小学1年生から3年生の保護者と生徒に・・・防犯・護身講習会

以前、小学4年生の娘が声かけ事案の被害に遭いました。

放課後、友達と近所の公園内で遊んでいると、見知らぬ20代くらいの男性から話しかけられて、受け答えをしてしまったというもの。

「兄弟はいるの?」

その男性はスマホを持っていたそうで、写真も撮られたかもしれないとのこと。

他の子供たちも声をかけられたようで、その日は数件警察への通報があったようでした。

うちも子供が帰宅後、話しを聞いたのですぐに110番通報・・・

男女ペアの警察官が自宅に訪問し、聴取を受けました。

不審者という言葉をよく用いますが、子供にとって誰が不審者なのかは見分けが付きません。

今では見知らぬ子供にちょっと声をかけただけで不審者扱いですので、街中での迷子に声をかけるのも勇気が必要です。

でも、子供に悪さをしようとする大人は、やさしく親しげに声をかけてくるでしょうから、子供自身で身を守るためには、声をかけられたら要注意と教えるしかありません。


見知らぬ人から声をかけられたら答えなくてもいいんだよ。

もう帰らなきゃ・・・と言って、その場を離れること。

帰る時に自宅まで後を付いて来られたら困るよね・・・。


先月は都内小学校の学童クラブからご依頼を受け、防犯講習会を行いました。

日曜日の午前中を使って、前半は保護者向けのワークショップ、後半が親子で参加する子供向けのワークショップという2部形式で行われます。

保護者向けの講習会では、いたずらや猥褻目的の児童連れ去り事件や無差別殺傷事件など、子供が被害者となる重大事件の影に、不審者による公然猥褻、声かけ事案などがあることを知り、子供が不審者の被害に遭った場合に警察へすぐに通報することが次の被害を防止すること、地域ぐるみで防犯意識を高めることが犯罪の抑止効果があることを学んでもらいました。

また、家庭では普段から子供とのコミュニケーションを大切にして、親と子供、保護者同士、親と学校や塾の先生、親と地域の大人たち・・・との良好な関係性を築いておくことが、結果としていじめや暴力、犯罪から子供を守る、積極的な防犯・護身になることを知っていただきました。


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子供向けの親子講習会では、様々な暴力や犯罪から子供自身で身を守るため、具体的に不審者からの誘いや暴力などから身を守る方法を学んでもらいました。

普段から周りに注意を払い、危険な場所に近寄らないことや、犯罪の起こりやすい場所(入りやすく周りから見えにくい場所)には注意すること、大きな声で助けを求める練習をしたり、保護者に不審者役になってもらい、子供の腕をつかんだり、抱きかかえたりして、離脱法や護身術を体験しました。

大人も子供も楽しみながら、大人の力に子供が対処することの難しさを体験し、イザという時の対処法や心構えなどを知っていたけたかな・・・と思います。

もうすぐ夏休みに入りますね。

子供たちが被害者となる犯罪が少しでも無くなることを願っています。

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