イヤなこと、つらいことがあると、それを誰かに聞いてほしいですよね・・・
ただ聞いてあげて、そのつらさを共感し、わかってあげるだけで、心の傷が癒されたり、またがんばろう・・・って思えてきたり・・・。
大人だってそうなんですから・・・
子供が学校で、学童で、塾や公園であったことを何でも話せるように、聞いてあげられるようにしてあげたいものですネ・・・
「今日は何かイヤなことなかった？」
「変な人に声かけられなかった？」
・・と、直接的なことを聞くというよりも、何気ない話題や話しの流れからのほうが子供の本当の気持ちが出てきやすいです・・・
「そのとき○○ちゃんはどう思った（感じた）の～」というように子供の心も聞いてあげて・・・。
また普段からも、学校や警察からくる不審者情報について親子で話題にしていると、子供の防犯意識向上にもつながります。
＜心が傷つくことには・・・＞
子供同士のケンカや悪口、陰口、イジメなど、どの時点で親が出るべきか微妙な場合もありますね。学校の先生に相談したり、時には親同士で話しをする必要が出てくる場合もあるでしょう。親同士もとれるようなら普段からコミュニケーションをとっておくとトラブル防止にも。子供には「お母さん（お父さん）はあなたの味方だからネ・・」と伝えてあげてください・・・。
＜元気がなくなる・不安になることには・・・＞
つい言ってしまう言葉ってありますよね・・・
「早くしなさい！！」
「何やってるの！？」
「キチンとして！」
「何度言ったらわかるの！？」
「もういい加減にして！」
「あなたはもうお姉ちゃん（お兄ちゃん）なんだから！」
「もう大きいんだから！」
「お父さんそっくりね！」
「うるさい！！」
共働きのご家庭も多いので、お父さんお母さんも忙しく、疲れている場合があると思いますが・・・
子供のココロが不安なままで修復できずにいると、ココロに隙間が生じやすくなってしまいますね・・・
その隙間に”魔”が入りやすく・・・
しかったり、注意したりするときも、子供にわかるように、
「○○したらオッケーだよ」
「○○したかったのね。でもそうするとママ困るな・・」
「こうすると○○になって危ないからやめようね」
そして、夜寝る前には怒らないように・・・
学校行く前に怒らないように・・・
しばらく親と離れてしまう前にはなるべく子供を怒らないようにしましょうね・・・
ココロに隙間をつくらない、つくらせない・・・
＜プライベートエリアとは・・・＞
性的虐待については知らない人からというより、知っている人から受けるケースが多いです。また女の子に限らず男の子が対象になることも・・・
相手が知っている人なので子供が親にいい言いづらかったり、「これは二人だけの秘密だよ」「お父さんやお母さんには話さないほうがいいよ」などと口止めされていたりも・・・
子供にプライベートエリア（口や主に水着で隠れる部分）といって、体の中の自分だけの大切な場所、他人には見せたり触らせたりしない場所があり、親兄弟でもめったに触れない場所があることを教えておきます。
プライベートエリアを見たがったり、触れたがったり、触られた場合は、すぐその場を離れるように教えておきましょう。たとえ普段いい人であったり親しい人であっても、その人に気を使ったり遠慮する必要はないということも教えておきます。その人がまともな大人ならば、なぜ子供がそういう行動をとったか理解できるはずです。
そして「もしもそういうことがあったら必ずすぐにお父さんお母さんに話してね。他の子がまた○○ちゃんのようにイヤな思いをしないためにも・・・お願いね。」と子供に伝えておきます。
プライベートエリアは外的に傷つきやすいだけでなく、子供が大きくなってからも癒えない深い心の傷にもなりやすいのです。
心体術の護身術
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ココロとカラダをみがこう！
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