靖国神社の桜が咲いた・・・と思いきや昨日今日のこの寒さ・・・
この時期、体調崩しやすいので皆さん気をつけてくださいね。
さてさて、体調というのは自律神経に左右されます。
そして自律神経は外部の気温や気圧、気候などに反応したりもするんです・・・
先日桜が咲いた暖かく晴れたような日は、交感神経が優位になるので、人はやる気に満ちて、何か新しいこと始めたくなります・・・
昨日今日のようなどんよりと寒い雨の日は、副交感神経が優位になるので、家の外に出たくなくなり、なんだか気分もぱっとしないですよね・・・。
鼓動や呼吸、生理現象など、人のカラダは自然や宇宙と密接につながっていて、その中の一部分でもあります。
そして上手に絶妙なバランスを保っているので、うまくいっている状態になっています・・・
そのバランスが崩れると、元に戻そうといろんなことが不調になってきたりも・・・カラダの不調もそのひとつ。
カラダが自律神経（交感神経、副交感神経）のバランスをうまーく取れなくなってくると、不調や痛み、病気の発症へと・・・
でもその不調や痛み、症状はカラダからの声・・・カラダの使い方、生き方がちょっと違いますよーと。
カラダはちゃんと教えてくれます。その声に耳を傾けることも大切なこと・・・。
今日の情報の多いストレス社会では、忙しくて考えることも多く、なかなかゆとりのある時間を持ちにくいですね。
痛みや不調、病の多くはストレス過多による交感神経優位から来るものがほとんどではないかとも言われています。
またその反動で、まったく反対の副交感神経優位となり、ヤル気の出ないうつ状態やストレスに過剰に反応するアレルギー症状になったりも・・・
体調を左右する自律神経のうち、交感神経が優位になるのはどんな時かといえば・・・
晴れている日や日中、ストレス（心・体）を受けたり、運動する時、夜更かし、長時間のパソコン作業、緊張する状態、イライラ、怒り、不安、心配・・・などなど。
逆に、曇りや雨の日、夜間、睡眠時、ゆっくりと食事する時、ヨーガをやったり、瞑想（メディテーション）、深呼吸（呼吸法）、指もみ、リラックスした状態、心地よい温かさを感じたり、気持ち良いこと、癒し、笑い・・・などは副交感神経優位となります。
こうして見てみると・・・わたしなんかは交感神経が優位になりやすい環境だなぁ・・・と。
そんなときは積極的に副交感神経優位にする方法を取り入れちゃいましょう♪
散歩してみたり、マッサージを受けたり、海や山など自然に触れるのもGood！
しっかり寝ることや軽くてゆるい運動やってみたり、心地よい音楽を聴く、メディテーションやヨーガはもちろん、お気に入りの店に行って、気の合う友達と楽しいおしゃべり、ちょうど良い適度な量のお酒を飲んだりするのもいいですね。
心体術の稽古でも、ゆったり体解きでカラダをゆらゆら・・・関節をぶらぶらと・・・腕をぶらんぶらんと振ってみたり・・・
体をリラックスさせるゆるい運動で関節や筋肉をやわらかくすると、ココロもほんわかに・・・
力を抜いてじ～ん・・という感じを気持ちよく味わいながら・・・
筋肉や関節を緩めると気が流れるって言いますよね・・・
それだけでもカラダが温まり、じんわりと汗ばんで・・・副交感神経優位な状態に。
バランスはとても大事・・・
ストレスというと悪いことのように聞こえるけど、良いもの悪いものにかかわらず「刺激」のことですよね。だから少しはストレス（刺激）も必要。
まったくストレス（刺激）がないのも良くないそうで・・・
リラックスしっぱなしは気をつけないと、極端な場合「うつ」などになりやすくも・・・
つまりストレスを受けたら、しっかりリラックスを取り入れてバランスを取りましょう。
そう考えると武道や格闘技というのは、どちらかというと緊張状態を作り出すので交感神経が優位となりやすいです・・・
若い頃に懸命に打ち込んだサンドバッグやミットへの突き、蹴り等はカラダへの相当なストレス・・・
フルコンタクトでの組手、乱捕りでは更にアドレナリンが大放出・・・・
（でもこれは痛みやケガを軽減させるカラダの自然な防衛反応です。）
アドレナリンが放出されると、カラダの免疫である白血球中の顆粒球がアドレナリンに反応するので一気に増加・・・。増加した顆粒球が活性酸素を出すから細胞を傷つけ炎症を引き起こし・・・
そんな状態が長く続けば腰痛や生活習慣病などの原因になったりも・・・。
激しい稽古で汗を流した後は、ゆったりお風呂に入りセルフマッサージ、そしておいしいビール・・・なんていうのでもいいと思います。
上手にリラックスを取り入れて、バランスを取りましょう。
心体術でも、自律神経のバランスを調節しコントロールする力を養います。
エネルギーワークやメディテーションをはじめ、体解きやストレッチなどでカラダの筋肉や関節をやゆったりゆる～く、やわらかに・・・
ジーンという心地良さを十分味わい、ココロもほんわかとやわらかく・・・
相手と向き合う稽古でも、上手に技をかけようと考えれば考えるほど交感神経優位になるので力も入りがち・・・
そんな時、ふぅ～・・と丹田呼吸で力みの抜けた自然体で向き合えば、平常心と安心感に満たされてココロとカラダはリラックス、副交感神経を優位にする自分を作り出します・・・
そして何よりも稽古は楽しく、節度ある中にも笑いがあるのもいいんじゃないかと思うんですね。
おかげさまで、心体術で毎日のストレスは解消～。夜もぐっすり眠れます・・・
心体術はストレス社会を生きる貴方を助ける強い味方になります。
ココロとカラダの護身は心体術でＯＫ・・♪
ココロとカラダをみがこう！
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